こんにちは、わびさびです。
ほとんどの方がプライベートや仕事でスマートホンを使っていますよね。みなさんこんな経験はないでしょうか?
「ポケットに入れたスマホが着信のバイブレーションで震えたと思って見てみると、実際は何も着信がない!?」
私も何度も経験したことがあります。仕事で電話が頻繁にかかっている忙しい時期には、「また電話が来た!」とドキッとしてスマホを取り出すと何も着信がない、ということが何度もありました。毎回ひやひやしてかなりストレスですよね。
実はこの現象は幻想振動症候群(ファントムバイブレーションシンドローム)というのです。なんだか格好良い名前ですね笑
この記事では幻想振動症候群(ファントムバイブレーションシンドローム)についてわかりやすく解説していきます。
幻想振動症候群(ファントムバイブレーションシンドローム)とは?
幻想振動症候群(ファントムバイブレーションシンドローム)とは、その名の通り、スマホが実際には振動していないのに幻の振動を感じてしまう症状です。
どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?
スマホに着信があったときの振動の刺激をたくさん受けることで脳が過敏になり、振動の刺激がなくても振動していると錯覚してしまうために起こるとされています。中には、スマホをポケットに入れてなくてもポケットの中で振動したと感じる人もいます。
スマホのバイブレーションに限らず、スマホの着信音が聞こえてしまう場合もあります。他には、赤ちゃんの泣き声を頻繁に聞くママ・パパが、赤ちゃんが泣いていないのに泣き声が聞こえると錯覚してしまうこともあります。同じ刺激を頻繁に受けている人に起こりやすいです。
健康な人でも起こる現象ですが、精神的にストレスを感じていると起こりやすいとされます。「仕事で忙しい、電話がかかってきて欲しくない」とストレスを感じている人はより起こりやすいのですね。
対策
健康な人でも起こる現象です。不快でなければ気にしなくても大丈夫です。
では、「ドキッとするから不快で不快でしょうがない」という人はどうすればよいでしょうか?
なくすためには刺激を避けるのが第一です。スマホを使用しないときは極力スマホから距離を置きましょう。仕事で使っているときはなかなか難しいかもしれませんが、仕事が終わったらスマホをしまっておいてリラックスするのはどうでしょうか。
まとめ
ポケットでスマホが振動していると感じてしまうのは、脳が過剰に反応してしまっている幻想振動症候群(ファントムバイブレーションシンドローム)という錯覚です。健康な人でも起こるので、不快でなければ気にしなくても大丈夫です。ストレスを感じている人は、スマホから距離を置いて休んでみるのを試してみてください。
それではお付き合いありがとうございました。
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