【実は危険!?】正しいスプレー缶の捨て方

家事・飲食

こんにちは、わびさびです。

掃除から整容までスプレー缶を使用することは多いですよね。

「もう捨てたいけど中身がたくさん残っている」とお困りの方もいらっしゃると思います。

私も掃除用洗剤のスプレー缶を捨てようと思ったときにどうすれば良いかわからなくて困ってしまいました。

スプレー缶

この記事では中身の余ったスプレー缶の安全な捨て方を解説します。

エアゾール缶の捨て方

「スプレー缶」と検索すると「エアゾール缶」と出てきます。

普通のスプレー缶は「エアゾール缶」と呼びます。

そして、スプレー缶の捨て方について色々自治体のホームページを確認しましたが、どこも日本エアゾール協会のホームページを参考にしていました。

以下、日本エアゾール協会のホームページを見ながら捨て方の手順をまとめていきます。

step1:缶をカラにする

  • 製品を使い切って、缶をカラにする
  • 使い切れない場合は、中身を出して缶をカラにする

使い切っている場合はこのstepで悩むことはないと思いますが、使い切っていない場合はどのように中身を出せばよいでしょうか?後ほど解説します。

step2:缶がカラになったか?確認する

  • 缶を振って音を聞いてみる
  • 中身が残っていると『シャカシャカ』『チャプチャプ』などの音がする

缶を振って音を確認すればよいので誰でも簡単に確認できますね。

step3:ガス抜きキャップを使って、ガスを抜く

  • 製品に書いてある”ガス抜きキャップの使い方”をよく読む

ガス抜きキャップの使い方は缶の種類によって様々です。お手持ちの缶の記載をよく読んでください。

step4:ごみに出す

  • キャップや噴射のためのボタン等、プラスチックを分別する
  • ごみ出し方は、地域によって異なる

スプレー缶の部品のプラスチック部分などを外して分別すればよいということです。

捨てる場所の詳細は自治体ごとで違うので、お住まいの自治体のホームページ等を参考にしてみてください。

参考:一般社団法人日本エアゾール協会(https://www.aiaj.or.jp/exhaust.html)

エアゾール缶の中身が残っていたら

実際に中身の余った洗剤のスプレー缶があったので実践してみました。

まず、step1からやるぞ!・・・・・・

ほぼ満タンだけどどうやってカラに・・・。力技でひたすら出し続けるのか?(・・;)

意気込んでみたものの早速挫折してしまいます。いろいろ調べると、アース製薬さんのホームページにわかりやすい例が載っていました。

使い残した当社のエアゾール製品は、近所に迷惑がかからないように、広場など屋外で風上から風下に向けて中身を噴射しきってください(噴射音が消えるまでガスを抜いてください)。

【!注意!】
ガスを抜く際は、火気のない場所で必ず行ってください。また、居室に近い場所で処理された場合に屋内にガスが流れている場合があります。処理前に窓を閉めるか、必ず換気をし、火気にご注意ください。

<広い場所がない場合の方法>
ゴミ袋の中に古新聞やボロ布を入れて、その中で全量を噴射して染みこませ、そのゴミ袋を燃えるゴミとして廃棄する方法があります。この場合、すぐに袋を閉じず必ず袋の中のガスが抜けてから廃棄することが大切です。ガスが充満した状態や古新聞などが濡れた状態で火の中に入れると爆発や燃焼の危険性があります。

引用:アース製薬ホームページ(一部抜粋)

気を付けないと爆発や燃焼の危険があるようなので、注意してガス抜きしないといけませんね。

ビニール袋に古新聞紙

ビニール袋に古新聞紙をいれてやってみました。中身はそれなりに残っていましたが2~3分で抜くことができました。

出てきた中身は液体と泡が混ざったものでしたが、新聞紙が受け止めて吸収してくれたので広がりませんでした。またビニール袋に最初から入れていたので染み出したものが漏れることもありませんでした。

無事に中身を出し切ることができました。

あとはstepに従い自治体の所定の場所に捨てました。

まとめ

スプレー缶のことはエアゾール缶と呼びます。残りは換気に十分注意しながら広い場所や新聞紙等をいれた袋の中に噴射すると良いです。あとは自治体の指示に従い指定の場所に捨てましょう

(ただし、くれぐれも各製品の説明を確認した上で十分注意して行ってください。)

慣れてしまえば簡単にできますので安心してください。

それではお付き合いくださりありがとうございました。

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